営業職×プレコネクティング回路
2022年04月06日
はじめに
私は大学時に臨床について学んでいて、JMSの製品を多く用いて人工心肺の研究を行なっていました。人工心肺は複雑な心臓手術をする際に欠かせないものです。今回はそんな人工心肺のプレコネクティング回路について営業職としての視点で現場や研究開発の方々とどのように関わるのか先輩社員の方々から聞いた話を交えつつ、紹介していきたいと思います。
プレコネクティング回路とは
本来であれば人工心肺を使用する際には様々な医療機器とチューブを接続しなければならないのですが、プレコネクティング回路ではそれらの必要なものをオーダーメイドで接続した状態で提供しています。そのため1分1秒を争う医療現場にて接続の際の時短だけで無く誤接続の防止を可能にしました。それぞれの回路をバラバラに梱包する必要がなくなったため梱包用資材を削減することもできました。また回路を施設ごとに臨機応変に変えるためにコネクタなども製品化されています(下記の写真が実際の製品です)。
おわりに
これらの背景にはJMSの『すべての人の笑顔のために』ということを大切にしているため、それらの現場のニーズを実現させるために、営業職の方はできるだけ現場の声を聞き、情報共有シートというものを用いて研究開発部と連携していると先輩社員の方に伺いました。その情報共有シートの内容をもとに会議などを行い日々製品の改善、開発を行なっています。また、先輩社員の方の話を伺い私は現場の声だけでなく研究開発の方の声にも耳を傾けて需要に対してどういった製品が求められているのか考えられるようになりたいです。