JMSでは様々な製品を開発から販売まで行っていますが、その中でも世界的なシェアを持つAVF針について技術開発職の内定者目線で紹介したいと思います。これから紹介する内定者研修で伺った話やその話の中で感じたことから、就職後のビジョンの参考にしていただければ幸いです。

AVF針とは血液透析に用いられる針です（下記の写真が実際の製品です）。血液透析は週に2~3回行い、血液を体外に出し綺麗にしてから体内に入れるため毎回２本穿刺する必要があります。頻繁に使用するAVF針は使い捨てのため、技術開発職には安価で高品質、大量に生産することが求められます。私が内定者研修で技術開発職の先輩社員から話を伺ったときに、痛くない注射針を作るのが夢だとおっしゃっていました。AVF針は通常の注射針の2倍以上の太さがあり毎回2本穿刺するため、痛くない注射針を作ることができれば世界中の患者さんを助けることに繋がります。

技術開発職としてのビジョンは今回紹介した限りではありませんが、先輩社員が夢を語る姿は輝いて見え、将来が定まっていなかった私も同じように目標を持って働きたいと勇気付けられました。就職活動で将来のビジョンを具体的にすることは選考を順調に進めるだけでなく、就職してからのモチベーションの向上や苦しいときの踏ん張る力になると思います。ぜひ皆さんも志を高く持って就職活動に励んでください。